炭酸ガスとは、分かりやすく言えば二酸化炭素のことです。
「呼吸で排出されるガスだから、身体には不要なもの?」
という印象があるかもしれませんが、
実は細胞にとって重要な働きをしているんですよ。
人体は呼吸によって、酸素と炭酸ガス(二酸化炭素)を交換しています。
体内の細胞活動が活発であればあるほど、
酸素を多量に消費するため炭酸ガスがたくさん発生し、
この濃度が高くなると、体はどんどん酸素を取り込むようになります。
逆に濃度が低いと、体は酸素をあまり必要でないと判断してしまいます。
あえて身体にCO2を送り込むことで、
血管に吸収されたCO2は赤血球に入り、どんどん酸素と入れ替わっていきます。
酸素は、炭酸ガスに追い出される形で血管から皮膚細胞に吸収され、
細胞を活性化していきます。これは有酸素運動と同じこと!
活性化した細胞は回復力を高め、本来の健康な状態に近づいていくという仕組みです。
炭酸ガスは細胞を活性化させるだけでなく、他にもいろいろな効果がありますよ!
■血管拡張効果
血行がよくなり、身体のすみずみまで酸素をたっぷり含んだ血液が循環。
顔などの毛細血管も血行がよくなるため、顔色が明るくなる効果が期待できそう♪
手足にも炭酸ガスが行き渡れば、冷え性の改善にも役立ちそうですね。
■代謝促進効果
肌の新陳代謝がよくなることによって、乱れがちなターンオーバーも正常化。
肌に溜まりがちな老廃物や余計な水分も早く排出されるので、くすみやむくみにも効果がありそう。
■タンパク質合成促進効果
たっぷり酸素を供給された細胞は、アミノ酸やセラミド、
ヒアルロン酸などのタンパク質を積極的に生成し始めます。
肌細胞は、酸素を行き渡らせることによってさまざまな美容効果を自然に生み出します。
その酸素を行き渡らせる起爆剤として、炭酸ガスを与えるというのが炭酸パックの役割。
パックに含まれている成分が、劇的な美容効果を出すわけではないようです。
(もちろん美容成分がしっかり含まれているものもあります★)
要するに肌の上でCO2ガスを発生させて、
皮膚に吸収させればいい・・・というだけで、原理は決して難しくないんですね。
だから手作りする人も多いということでしょうか。
このパックを効果的に使うには、次のような点に注意するといいですよ。
○肌を冷やしてからパックを塗ること
CO2は低い温度の方が発生しやすいため。
お風呂上りに使用するときは、念入りにクールダウンを!
○できるかぎりジェルのみ(上からかぶせるシート的がいらないもの)を選ぶ
ラップ等でフタをした方が、ガスが逃げなくて有効?と思っていたんですが
ラップや透明シートで覆うとシートとジェルの間でも発泡が起こってしまうので
肌に行き渡る分が少なくなります。これではもったいないので、シート不要のジェルタイプがおすすめです。